幼稚園の勘違いパパにうんざりした話.1
私の娘が、幼稚園に通っていた時。
娘と同じ学年に、Aちゃんという女の子がいました。
Aちゃんママは、地味で、見るからに大人しそうな方。
ママたちと雑談はおろか、挨拶も基本スルー。
お迎えの時にも一番にやって来て、Aちゃんを連れて、すぐに帰ってしまいます。
人と話す事が得意ではなさそうなことは、明らかでした。
とはいえ、特にそのことについて何かを言う人がいるわけでもなく。
私たち保護者の中では、「そういう人なんだね」という程度の認識でした。
状況が変わったのは、ある日突然。
Aちゃんの送り迎え担当が、ママからパパになった頃からでした。
後に聞いた話では、やはりAちゃんママは人付き合いが苦手で、幼稚園の送り迎えも苦痛だったようで。
自営業で時間に融通がきくAちゃんパパが、かわりに担当することになったそうです。
ちなみに、Aちゃんのご両親は、学年の保護者の中でもかなり歳が上の方。
娘の幼稚園では、送り迎えをする保護者は、圧倒的に女性(ママ)が多いです。
Aちゃんパパは、最初は、明らかに年の離れたママたちの中にポツンと1人男性で、居心地が悪そうにしていました。
しかし。
毎日顔を合わせ、挨拶をしているうちに、
どんどんAちゃんパパが、
私たち他のママたちとの距離を縮めてくるようになったのです…。